役所の覆面調査と偽って所得証明書を取得させ所得額を握る(詐欺手口10)

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市役所の市民課のスタッフ アルバイト詐欺の手口

覆面モニターのアルバイトで、役所の市民課の窓口スタッフの対応を調査するという依頼がありました。

しかし、このアルバイトは真っ赤な偽物で、所得証明書を手に入れるための口実だったのです。

 

ミステリーショッパーのアルバイト詐欺にあって、130万円をだまし取られた実話になります。

ミステリーショッパーのバイトは、主婦やOLに大変人気のあるオイシイお仕事ですが、その人気を利用して詐欺を働く輩がいますから、騙されないようにご注意ください。

 

この記事を最初から読みたい方は↓からどうぞ
「なぜ私が詐欺被害に?」このサイトを立ち上げた3つの理由

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市役所の市民課窓口スタッフの対応をチェックする覆面調査

ファミレスチェーン店で初めてミステリーショッパー業務を経験した後(インチキの依頼でしたがとりあえずミステリーショッパーの経験はできました)、カードローンの申し込みの審査(実際はなかったが)を経て、もう1店舗、別の和食のチェーン店の覆面調査をしましたが、こちらについては割愛させていただきます。

 

5月19日(勧誘電話から13日目)

今回は、市役所へ出向いて、市民課の窓口対応の覆面調査の依頼でした。

この報酬は6,000円。

 

役所の窓口スタッフは、ほとんどが外部委託をしている派遣社員なので、その接客態度を調査してほしいという依頼が役所側から入るのだ、と説明されました。

もちろん嘘です。

 

そして、私と主人の所得証明書を取得しつつ、スタッフの対応を調査するよう指示されました。

 

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市役所の公共調査の調査報告

早速、市役所に向かい、指示されたとおりに所得証明書を2通取得しました。

 

この時の調査報告は、専用のフォーマットはないためメールで報告してほしいと言われ、メールに調査内容を書いて送信したのですが、その時のメールが残っていたので載せました。

 

私がいかに真剣に仕事として取り組んでいたのかがわかるかと思います。(読み返すと本当に忌々しいですが)

↓↓↓

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谷原様
お世話になっております。
早速ですが、本日5/19に調査しました○○市役所の報告をさせて頂きます。

①どこで申請すればよいかを窓口の○○さん(女性)に確認
同じ制服を着た女性職員らしき人と雑談中で、私の存在になかなか気が付いてくれなかった
あえてこちらから質問
⇒「2番窓口です」と答え、そのまま雑談に戻る。良い印象は感じなかった。

②壁面の案内を読んでいたら、案内係の△△さん(女性)の方から親切に声を掛けてくださり、窓口を教えてくださる。

③窓口は1つしか開いておらず、対応中だったので、床に消え掛かったラインのテープが張ってあったので、そこで30秒ほど待ったところで、◆◆さん(女性)が「こちら
へどうぞ」と窓口を開いてくださる。

市民課の窓口は約3年ぶりだったが、申請後に番号札をもらってベンチで待つ制度はなくなっていて、
申請、支払、取得までを、全て窓口で終わらすことができ、3分ほどで終了。◆◆さんの処理もスムーズで、待ち時間がなかったことに驚いた。
30分の無料駐車料金の時間内で終わらすことができ、ストレスは全く感じなかった。

④取得を終了してから気が付いたのですが、窓口の隣に番号札を取る機械があったので、手順としては並ぶ前に番号札を取るべきだったのかもしれませんが、気づくことができなかった。
消えかかった床のテープの付近に、「番号札をお取りください」などと書いてあればわかりやすかっただろう。

以上となります。
宜しくお願い致します。

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調査の内容はこのメールを見ればわかっていただけたと思います。

 

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調査資料として所得証明書をFAXさせられる

調査が終了すると、都度、経費の領収書を自宅からFAXしていました。今回の調査では、所得証明書取得時の領収書と、所得証明書をFAXするよう言われました。

 

しかし、所得証明書は大事な大事な個人情報ですから、「さすがに所得証明書はFAXできない」と断わりました。

 

すると谷原は笑いながら、「公的書類は特殊な用紙を使用しているので、FAXやコピーをすると真っ黒になって、記載内容はわからなくなるのでご心配は無用です。こちらとしては、本当に取得したかどうかを知るために必要なだけで、内容はどうでもいいのです」と説明されました。

 

ふーん、そうなんだ

 

確かにそんな話を聞いたことがあるような気がしたのと、「そんなことも知らないのか?」とバカにされたような気分になり、ちょっと意地になった私は、谷原に言われるままに所得証明書2通をFAXで送信してしまいました

 

しかし、後で警察でこの話をした時に、「コピーやFAXをしたら、コピーという文字が浮き出てくるだけで、内容は普通に確認できます」と聞かされました。

 

コピーすると真っ黒になるなんて大嘘で、単に複写であるということがわかるようにコピーという文字が浮き上がって印字されるだけだったのです。

 

私は本当に大馬鹿です…

 

こうして私と主人の所得証明書が、まんまと奴らの手に渡ってしまいました。

しかも!報酬をもらっているので、騙し取られたことにもならないのかもしれません。私は自分と主人の所得証明書を、奴らに自分から6,000円で売り渡したことと同じと見なされる可能性が大です。

 

所得証明書のコピーを悪用して何ができるかまでは知りませんが、どれくらいの世帯年収があるかは相手にわかってしまったことになります。

 

特に私の場合は、運転免許証のコピーも渡っているので、悪用されるのではないかと今でも本当に心配です。

今のところは被害はありませんが、今後も安心できません…

 

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銀行口座の凍結について

警察に相談しましたが、一度流出した情報はどう扱われるかはわからないし、警察ができることは、銀行口座凍結をすることぐらいだが、もしそれをしたら、すべての金融機関にその情報が回り、私自身が金融機関を利用できなくなって逆に不便になるとのことでした。

 

すべては大事な情報を安易に渡してしまった私個人の責任なので、再び被害にあっても仕方がないことなのだそうです。自業自得、誰も守ってはくれないのです。

 

私の名義で勝手に作られたネット銀行にも相談しましたが、警察が口座凍結をすると、今契約している銀行の口座が全て使えなくなったり、新規で口座開設やローンを組むこともできなくなるからとっても困ることになるし、社会的信用を失うことと同じになるから、口座凍結は絶対にしない方がいいという回答でした。(一度凍結されたら、解除するのは大変なことのようです)

 

このネット銀行の口座は、詐欺に使われた可能性があるとわかった時点で凍結され、今も凍結されていて解約もできない状態です。永久に凍結されたままなのかもしれません。なのでこのネット銀行との取引は永遠にできないはずです。

 

いかなる理由があっても、個人名義の口座を他人に握らすことは契約違反になるので、騙されていたとは言え、私はそのルールを破ってしまった訳ですし、仕方がないです…

 

「今回の件は、金融機関内で情報が回るかもしれない」と、警察は確かにそう言ったので、心配になり、担当者に確認をしてみましたら、「うちの銀行にそのような力はない」という回答でした。

単に警察官が私をびびらせただけなのか、メガバンクなどの力のある銀行だったら、もしかするとそのような権限を持っているのかもしれませんが、真相はわかりません。

 

万が一、この銀行からほかの銀行に情報が回って、口座が凍結させられては困ると思い、私名義の口座からわずかな預金を下ろしに行きましたが、何の問題もなく下ろすことができましたし、この事件の後も、普通にローンが組めて、新規口座も開設することもでき、これまで通りの生活が送れているのは、このネット銀行の担当者さんと警察の配慮のお陰であり、ただ単にラッキーだったのかもしれません。

 

否応なしに口座凍結されてしまっていたら、二度と自分の口座を持てないようになっていたのかもしれない…と思うとゾッとします。

 

今はただ、渡った情報が悪用されないようにと祈るばかりです…

 

 

アルバイト詐欺手口11…サラ金の無人契約機でのスタッフ対応の覆面調査へ

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