サラ金の無人契約機でのカード契約とスタッフ対応の覆面調査(詐欺手口11)

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騙しとられたお金 アルバイト詐欺の手口

「むじんくん」等の名称でお馴染みですが、サラ金各社には、誰にも会わずにキャッシング用のカードが作れて、お金を借りられる無人契約機(ATM)があります。

 

新規でキャッシングカードを申し込む場合、審査を行うスタッフさんとは、無人契約機の中に設置してある電話でやり取りをするのですが、一般のお客に成りすまして、そのスタッフさんの対応を覆面で調査するという仕事の依頼がありました。

 

結果的にはこれは詐欺で、サラ金のカード2枚で、合計80万円をだまし取られました。

その時の一部始終を記事にしてあります。

 

この記事を最初から読みたい方は↓からどうぞ
「なぜ私が詐欺被害に?」このサイトを立ち上げた3つの理由

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銀行系列の消費者金融のキャッシングカードを作る覆面調査

5月21日(勧誘電話から15日目)

この日は、銀行の店舗の中にある無人契約機のカードを作る覆面調査をしました。

報酬は8,000円。

 

朝からメガバンクの支店に行かされ、銀行の店舗内にある、カードローンコーナーの無人ブースでローンカードを作る際の、電話対応者の対応を見る調査と言う名目でした。

 

メガバンクと言っても、地方の支店ですから、それほどの賑わいはありません。行内は静かなものです。銀行の窓口のカウンターの前を通って、わざわざその無人ブースに入って手続きをおこなったのですが、いくら仕事とはいえ人の目が気になりました。

本当にお金に困っているのであればそんなことは気にならないものかもしれませんが、こんな仕事嫌だな…と思いながらも、引き受けた以上はやり遂げなければ…と精一杯我慢しました。

 

調査の途中で知ったのですが、私は銀行のカードローンを作っているつもりでしたが、実は消費者金融のカードを契約していたのです。最近のサラ金は、銀行の傘下に入っていることが多いようで、厳密に言うと同じではないのかもしれませんが、系列店というか、親会社・子会社みたいな関係のようです。

 

確か40分か50分ぐらいで、限度額50万円のカードが発行され、そそくさと銀行を後にしました。

 

職業を偽って借金すると詐欺になる

この時の私は、この偽アルバイト以外は何もしていない無職でしたが、「職業は自営業」と言うように指示されました。

調査だと信じて疑わなかったので言われたとおりに平気で嘘をつきましたが、騙されていたとはいえ、これは立派な詐欺です…結果的に、働いていないのに自営業だと嘘ついてお金を借りたんですから…

 

アルバイトとして採用されて、奴らに操られ、いつの間にか詐欺の一味になってしまっていたのです!

 

自分は130万円をだまし取られた被害者だと思っていたのに、実は加害者になっていたのだと警察で説明された時には、目の前が真っ白になりました。

 

この消費者金融を含め、私が契約した金融機関3社は、「騙されてやった」ということを考慮してくれて、借りたお金さえ一括で返してくれればばそれでいいと言ってくれたのが不幸中の幸いでした。

 

詐欺に合った直後は、「借りた覚えのないお金を、なんで私が返さなきゃいけないの??」と、納得が行きませんでしたが、知らなかったとはいえ自分も加害者になっていたことを警察に諭され、被害届を出しに行ったはずが、結局、被害届なんて出せる立場ではないのだという現実を少しずつ受け入れていくうちに、事を荒立てないように、できるだけ穏便に済ませてもらうことを考えるようになりました。

 

これも変にジタバタして、消費者金融ともめたり、悪い印象を与えていたら、逆に被害届を出される羽目になっていたかもしれません。

全ては私が無知だったことが原因ですから、自分のバカさを呪うしかないのです。

 

でも、うちは裕福な方ではないので、130万円がなかなか諦めきれず、何とか奴らの居所を探して少しでもお金を取り返したり、借金を一部でも免除してもらう方法はないものかと考えあぐね、法テラス経由で弁護士さんに相談に行きました。

それについてはまた後日書きます。

 

カードにハサミを入れてもお金はネットで借りられる

カードを契約後、すぐに自宅に戻って谷原に連絡を行うと、取得したカードにハサミを入れるように指示されます。

 

『もしこのカードを使って実際にキャッシングをしてしまったら、信用情報が消せなくなるから、絶対にカードを使用しないでほしい』と言われます。当然使うつもりなどありませんから、すぐにはさみを入れました。

 

そして、調査報告書一緒に、カードと共に無人契約機から出てくる契約書をFAXするように指示され、何の疑いもなくFAXしてしまいます。

まさかお金をだまし取られているなんて思いも寄らなかったし、この調査で使った自分の契約情報(信用情報)を早く消してもらうことばかりに気をとられていましたから、逆に急いで契約書をFAXしたくらいです。

 

それに、カードにハサミを入れさえすれば、キャッシングはできないと思い込んでいましたから、契約書を送ろうが関係ないという感じでした。

 

しかしこの消費者金融の契約も、先に作られた信販会社のカードローンの時と同じで、カードなんてなくても、ネット上でいくらでもキャッシングできちゃうんですよね・・・

 

今の世の中は、カードなんて必要ないんです。コソコソとATMにお金をおろしに行く必要もないのです!だって、スマホで簡単に借金の申し込みができて、自分の銀行口座に振り込んでくれるのですから。

私はそのことを本当に知らなかったんです…。全ては後の祭りです。

 

後から分かったことですが、この契約書をFAXした直後に、限度額の50万円がまたネット上で借りられ、私の給与用のネット銀行の口座をすり抜けて、どこかへ消えていきました。

これで被害額は100万円になりました。

 

アルバイト詐欺手口12…信用情報の履歴が何かのトラブルで消せない!と慌てさせる手口

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